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東ちゃんションボリの巻 (村上隆Remix) [時事与太]


 たまたま今さっき拾ったニュースなんですけどもね。

村上隆さんとナルミヤが和解
http://www.sankei.co.jp/news/060424/sha099.htm
現代美術家 村上隆が訴訟提起した著作権侵害事件の和解による終了について
http://www.kaikaikiki.co.jp/news/list/murakamis_lawsuit/
東浩紀の感想
http://www.hirokiazuma.com/archives/000214.html


 詳細は皆さんリンク先でご確認を。
 と言いつつ勝手に数行でまとめると、

・村上隆がやってきた現代アートって、「アニメや何かのポップカルチャーを含めた既存のデザインを意図的にすくい上げて (有り体に言えば剽窃し、パクって)、商業市場とアートの間にある価値観を揺さぶる」
 っていう事じゃなかったの?
 でもそれやっていた人が、「デザインをパクられたから、訴訟を起こして大金をせしめる」 って!
 その行為全然アートじゃないじゃん? カッコワルイじゃん! アンチテーゼじゃないじゃん!

 って、東っちションボリ。

 実のトコ、村上隆になんかちらとも興味ないというか、「あー、アメ公騙して等身大アニメキャラエロフィギュアを高値で売りつけた美術業界ゴロでしょ?」 程度の認識しかない。現代アート業界なんて、コネとハッタリの山師の世界じゃん、くらいのうっすーい感覚。
 で、その評価が正確なのか不正確なのかも知らないし、そんなに興味がない。
 今回東っちのテキストを読んで、「あー、そう。そういう解釈なんだー」 くらいのところ。
 だけどまぁ、だから僕的に、村上隆へのガッカリ感は全然無いのです。
 「『MONSTER』 の時から完全に路程していたけど、浦沢直樹は “演出に関しては天才的ながら、シナリオ構築は (with元編集者でも) 全然出来ない” ので、その場その場の盛り上がりだけを楽しんで、結末やクライマックスには期待しちゃダメよ」 的な意味で、『20世紀少年』 の最終回にも別に何もガッカリする事は無かった、というのと同じよーな感じでガッカリ感は無いのです。
 が。
 なんか、東っちがガッカリした感覚は、ちょっと共感するというか、分かる気がするし、色々思い入れていた気持ちとかが  「すっげ、裏切られたっていうかー…」 なショボンぶりが、面白いというか。

 現代思想とか評論とかやっている人って、そういう良かれ悪しかれナイーヴなところあるなー、みたいなところとかね。
 そこにあるものに、色んな気持ちや思想を仮託して、大きく捉え過ぎちゃうんだなー、と。 
 俺も多分、色んなモノや色んな事に、自分の思いを仮託して過大評価していたりするだろうしさ。
 そういうもんよね。ヒトって。
 みたいな話。

 あ、東浩紀の事も、実際よく知りませんし、本も読んだことありません。
 なんだっけ。けだもの化するポストモダーンとかいう感じのヤツ。


動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会

動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会

  • 作者: 東 浩紀
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/11
  • メディア: 新書


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petrosmiki

村上隆の自己矛盾は「アーティスト」気取りに
まぁありがちだけど、東浩紀のウスッペラさは
輪をかけて笑ったな。

だって「著作権ウンヌン言い出すカッコ悪さ」
に言及しときながら、テメエのブログにゃ
「著作権は東浩紀に属します」とかなんとか
ミミッチイ注意書きが思い切りついてるし。

「難しい問題です」と東浩紀は書いてるが、
そりゃ単なる「逃げ」だ。「難しい」じゃなく
「よく考えりゃおかしいのは明らかだけど
  テメエ自身にも適用すると〝耳が痛い〟
 問題」ってだけなのだ。

「ポストモダン」だから全て相対化して
批評してくれるのかと思ったら、テメエの
立場は相対化できねーってコトじゃん?

思考の突き詰め方が所詮その程度だから
勝手な期待を村上隆に抱いて勝手に幻滅
してるだけ。

そう考えると、部屋にDOB君の版画を飾る
「レイアウトを再考すべきかも知れません」も
何となーく雰囲気モノで高評価してた証拠。
シャネルやヴィトン買い漁るブランド大好き
オバサンと思考停止具合は同レベル。

その「ナイーブ」さって、要はバカってコトなのねー
ここが「ポストモダン」の限界なのかも。
by petrosmiki (2006-04-28 01:23) 

へぼや

 東っちが言うところの、「著作権ウンヌン言い出すカッコ悪さ」ってのは多分、「家庭を大事にするロックンローラー」 みたいなもんだと思うのね。
 「家庭第一主義」 自体は否定しないけど、「俺はロックンロールに生きているんだぜ」 と言いつつそれって、じゃあもう、最初に言っていたYOUのロックってものとは別でしょ、みたいなヤツ。
 著作権商売自体を否定はしないし、アーティストが金を儲けるのも良い。
 けど、たとえばテクノがサンプリングという手法で、ノイズから既存の著作物から全てを “音源としての素材の一つに過ぎない” という新しい価値観を作り出したのと同じく、色んな商業作品をモチーフにパクってリミックスしてアート仕立てて、それをさらに商業化するという行為自体が “村上隆の提唱するアート” だったんじゃないのかいタカシちゃん。そのキミが 「僕が色んなトコからパクってアートにするという確信犯的行為で作った “キャラクターデザイン” をパクったら許さん尿ッ!」 っていうのは 「カッコわりー」 っていうスタンス。
 今になってデザインの金銭的権利を主張するなら、最初からそういう事自体をネタにするアートすんなよなー、的な事よね。
 まぁ。
 それでも正直、お恥ずかしい感は否めませんけど。
 お恥ずかしい思い入れはしてしまったりしちゃうもんよね、みたいな。
 
 因みに僕がこのブログで今キャラクターアイコンとして使用しているヘボロミッキーのデザインは、ウォルトさんとこの著作権商売を揶揄する確信犯的なパクリデザインの、さらにパクリなんですよ!
 盗っ人猛々しいっ!
by へぼや (2006-04-28 03:23) 

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