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選挙の前 [と条例問題]

 先日~。
 というかまあ土曜日に、病院行って駅前の本屋寄って…の流れで、選挙のビラ配りをしている人を見ましてですね。
 ちょっと試しに色々話を聞いてみようと思い二三訪ねてみました。

 んで。
 まあ基本は表現規制に関して各党でどういう動きなのか、という事をざっくりで聴いた上での流れなんですが、曰く、
「永田町での議論としては、それらの問題は優先順位が低い」
 という事なのだとか。
 まあそらそうでしょう。
 この辺り、もの凄くざっくりかつ、僕としての纏め直しで書きますが、

・とにかく、緊急のこととして最優先なのは経済対策、というのが党派を超えたほとんどの議員の感覚。
・ネット等で話題になる、外国人地方参政権、児童ポルノ法案改訂、夫婦別姓問題、人権擁護法案等々は、まず優先順位としては低い。
・又同時に、それらは党としての統一見解が出せるところまで議論が進んでいない。民主でも自民でも、それ以外の党でも、個々の議員の考えは千差万別。○○党だから規制反対、□□党だから規制推進、ということはない。
・だから、上記法案などに関して、「○○党が勝てば、××が通る!」 という事はほとんどあり得ない。はっきり言えば、「そんなにヒマじゃない」
・同時に、「○○党の◆◆が××の首謀者だ!」 的な陰謀論で語れるほどに単純ではない、デリケートな問題でもある。
・現時点で、経済対策を含めて超党派でやらなければならない事が多くある。しかし民主は与党慣れしていないし、自民は野党慣れしていない。据わりの悪さを抱えつつ議論をしているので、どうしても進みにくい事が多い。
・党議拘束がキツイのは、自民に限ったことではなく、民主も同じ。というより、日本の政党の体制自体が、党議拘束が強い傾向がある。


 等々と言うところ。
 ま、僕の勝手な推測ですが、臨時のボランティアなどではなく、多分結構永田町できっちり働いている人だったらしく(最初に聴いてみた人が、「自分では分からないので…」と言って案内してくれた)、色々と、「中の人としての目線」を話してくれた。
 

 前回のエントリでも少し触れたけども、こう、選挙前と言うこともあって、「自称愛国者の愛国保守を任ずる人の言説」 等がネットでも飛び交っていて、ただそれが正直、「…いやいやいや、そんな幼稚なロジックは無いわ」 的なものばかりで、なんともお哀しい気持ちになったりするわけですが。
 まさに、そういう人たちのアジテーションというのが、
「○○党の◆◆が××の首謀者だ!」、「○○党が勝てば、××が通る!」(そして日本が滅びる!!)
 的陰謀論だったりするわけです。

 他にも、「都議会で民主が表現規制に反対したのは、エロゲやエロアニメの収益ががブラックマネーになっていて、それらが民主の資金源にもなっているからだ」
 みたいな、ムーが「アラスカで雪男を発見!」 なんて記事載せるよりもなんだかなあな事まで言い出す始末。
 ジョークとしたら面白くないし、本気だとしたら相当ヤバイ。
 
 前回も書きましたけど、

「君ら、もっとちゃんとしようよ!」

 と言わざるを得ない。
 どんな政策を支持するかとか、何党の誰に入れるか以前の、もっと根本的なところで、「ちゃんとしようよ!」 と。
 

 閑話休題。
 てなところでまあ、選挙当日に書くのも何ですが、上記のことを踏まえた、「表現規制問題につての今後」的僕の雑感。

 まず、現時点(から数年)の、「表現規制問題」の主戦場は、やはり国政ではなく地方自治体、まずは東京都と大阪であろう、と。
 国政レベルでは何より国の経済を立て直すという大仕事があるわけで、「漫画表現を規制しろとかしないとか、そんな事は二の次」というのが当たり前の現状なワケです。
 で、「国の経済」という枠では何もやることもなければやる気もなく、それでいて自治体としてもそんなに経済的な緊急事態がないところ、あたりに、「暇をもてあました無責任な連中」がわらわらと群れて、「なんかー、ちょ、ひまだしー、ちょ、利権作りのためとかー、なんかーそーゆーんでー、漫画とか取り締まったりする系?」
なんぞとやらかしだすわけです。
 これは中国の故事成語的に言うところの、「小人閑居して不善を為す」的なことでしょうか。
 違いますか。そうですか。ならいいです今の部分は。

 まあ勿論都議会もそうですし、地方自治、行政の現場にも、「ちゃんとした人」は居るわけです。
 いなきゃとっくのとうにと条例改定案は通ってしまっています。
 いますが、そうでない人も多い。多すぎる。何より、議員よりも、やはり役人の方、役所の方の問題というのもあるわけです。
 議員からの情報開示を、ゴネて誤魔化して引き延ば下挙げ句、出てきたものはほとんど真っ黒に塗りつぶされている、とか、そーゆー事がヘー面で起きるわけですし。

 それら含めてまあ第一に都道府県レベルでの 「気がつけば無茶苦茶な事やらかしている」 的状況が起きないように、監視を続けるというのは必要になるでしょう、と。

 
 それと選挙においては、「何より、政党より人をちゃんと見る」 というのが重要になってくる。
 結局、頭語との統一見解などが出来てすら居ない現状であり、また、自民党がずっと与党であり続けていた頃とは違い、自民だろうと民主だろうと、その時期の情勢によって、与党にも野党にも成りうる。
 そうなると、「ただ野次飛ばして議事妨害してりゃいい」なんて事も、「日頃は居眠り続けて、後は強行採決の時だけ大暴れしてればいい」なんて事はもはやあり得ない。
 そんな意識レベルの人間が居る余地は無いし(本当はもともとそんな余地なんかあっちゃいけないんだけど)、そういう人間をどんどん淘汰するように考えて行かなきゃならない。
 支持政党だからって、そんな人間に票を入れちゃいけないし、もっとちゃんと、その人個人の考えている政策、政治理念を見て、選ぶ必要が出てくる。

 その“人”が、どんな政治理念を持っているか。何をしようとしているか。何をしてきたか。

 一部の人にとって悩ましく、そうでない人にとって喜ばしいことに、ネットというツールの出現は、そういう情報に対しての距離が、格段に縮まっている。
 それらの情報をきちんと精査できるかどうか(リテラシーがあるかどうか)という問題はあるとしても、少なくとも、ネットを通じて情報を得ようとする努力に、リターンがある。
 また逆に、それが分かっている人は、より積極的に自分の政治理念、信条などを、ネットを利用してアピールしたりもする。
 「ちゃんと」 向き合うことが、遙かに容易になっているのだ。

 同時に又、上で書いたように、「多くの議員にとって、最優先事項は経済問題であり、表現規制などは二の次だ」というのは、それ自体喜ばしい事とは言い切れない。
 他の議員の多くが「あまり問題意識を持っていない」という事は、そこに隙があると言うことでもある。
 その隙を、「頑なな規制派」であったり、「特定団体との関係が濃い人」であったり、「新たな利権構造を生み出したい人」であったりが、突く、というのは、それはそれで起こりうることだからだ。
 先頃の都条例改訂の動きが、まさにそうだったわけだ。
 多くの議員の隙を突いて、密質的な会議で改定案を造りこっそりと遠そうとする。
 そう言うことに動きかねない個人も、監視していった方が良い。
(民主主義においては、常に暴走する可能性のある権力構造それ自体を、監視することも重要なのだから)
 そして、それらに対してきちんと反対する、反論できうる人物を選んで、投票する、というのも必要になる。

 しょーもない妄想やデマをネットで流すより、もっと建設的に「ちゃんと見て、ちゃんと選ぶ」事が、重要という。
 …まあ、考えてみれば「ごく当たり前」の、議会制民主主義の原点の立ち位置で。
 考えていく必要が。
 アルノデハナカローウカ。

 という事を書いて。
 ねむいのでねます。
 
 
 選挙の前…刑務所の前…。


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  • 作者: 花輪 和一
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  • 発売日: 2002/11
  • メディア: コミック



 …無理があるね、うん。
 
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