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ケンイチ、DTをこじらせた挙句、『アナ雪』評で大失態、の巻 [シネマ・はすらー]

 今回はねー、完全に伊集院、しくじってるんですよ。アナ雪の件。

大ヒット映画「アナと雪の女王」はストーリー力なし 伊集院光「毒にも薬にもなんねえ映画」と貶す:J-CASTニュース http://www.j-cast.com/2014/04/30203600.html @jcast_newsさんから


 伊集院は、「怒られちゃった」とか、「ネットの書き起こし記事が~」 とか、「ご不快にさせたりすることもあるかもしれませんが~」とか言ってすげー逃げ打って誤魔化していたけど、伊集院のアナ雪評が 「批判」されたのは、ただ単に伊集院が「間違えたこと言ってたから」 でしかないのですよ!

 感想がとか、好き嫌いが、ではなく、要するに、「毒にも薬にもならない(ディズニーの文法に全てのっとった、そこから一歩もはみ出すことのない)話」って言っていたでしょ

 「自分は特に心に響かなかった」 というだけにとどめればよかったのに、残念ながら、「『アナと雪の女王』のシナリオにはきちっと毒がある」 って事に、「全く気づいていなかった」って事を自ら露呈させてしまったから、「おいおい、ワカッテネーナー」と言われているわけなんですよ。
 アナ雪は、従来の「いかにもディズニー的とされるお姫様ストーリー」から、かなり逸脱しているし、毒も入っている。
 従来的プリンセスストーリーからの逸脱は、以前、ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル内の映画批評コーナー、シネマハスラーでも取り上げられたディズニーアニメの、『プリンセスと魔法のキス』からも始まっていて、路線としてはアナ雪もそこを継承している。
 一言で言えば、「お姫様は王子様と結婚することで幸せになる=女は男と結婚することだけが幸せだ」 という世界観を否定して、「お姫様(=女)の自立した生き方において、王子様(男との結婚、庇護)は絶対必要条件ではない」 ということ。
 これは、「美男美女しか幸せになれないなんて、誰が決めたの?」 と言って「従来型プリンセスストーリー」を否定したシュレックよりも、さらに先を行った、「毒成分」。

 だってね、「女が男の支配を受けずに自立して生きること」 を、絶対に認めない思想、文化圏なんか、いまだに世界中にあるんですよ。
 昨今のニュースで言えば、ナイジェリアの女生徒誘拐事件なんかもモロにそう。
 女性が教育を受けて自立しようというのを妨害するためだけに、学校を襲撃して多くの人間を殺し、誘拐して奴隷として売り払う、なんてやろうとするやからが、現実にいる。
 そんな奴らにとって、『アナ雪』のストーリーなんてまさに、「西洋の悪しき毒」です。
 保守的キリスト教の人だって、「同性愛を肯定しているけしからんアニメだ!」 なんて(的外れな)批判をやらかしちゃうくらい、分かる人には分かる毒を含ませている。

 そこまで露骨でなくても、日本で男女の賃金格差が先進諸国でもトップクラスに開いている、ってことだって、「女は男の庇護の元に生きるべき」という社会的意識の現れなわけで、『アナ雪』の毒成分は、日本でもかなり有効なんですよ。
 
 そういう「毒」を多分に含んだストーリー、テーマのものをさして、「毒にも薬にもならない」 と言ってしまえば、そりゃあ、「あー、全然分かってねーなー」と言われますって!

 んで今週さらに悪あがきで、「自分はひねくれた人間だから他の人とは違う見方してますから~」 とかぐちぐち言って、「僕はエルサなんですよ! (ほら、他の浮かれたスウィーツどもとは視点が違うでしょ!?)」 的に言ってましたけど…、いやそれ、「すげーフツー」なんですけど、という。
 あれは完璧にエルサが主人公のおはなしで、エルサに感情移入するように作られた話なんですよ。
 伊集院だけ、特別にひねくれてエルサに自己投影しているんじゃなくて、世の多くの人が、エルサの孤独とヤサグレイシーマインドに共感、自己投影しているから、ヒットしたんですよ。
 レリゴー、が、ただ幸せなだけの歌じゃない、なんて、ふつーに観てれば誰でも分かります。(子どもは分からないかもしれないけど)
 そんな、誰でも分かること、誰もがする視聴の視点を、「ひねくれた自分だけの独特な視点」であると錯誤してしまったのは、もうどーしょもなく伊集院のねじれDTマインドが、「どーせ、世の女どもがわーきゃー言ってるのなんか、うわっつらの薄っぺらなことなんだろ!? 松たか子とかなんだとか、そーゆー上っ面だけなんだろ!?」 的な、「とりあえずなんか女の人にウケて流行っているっぽく言われているものには、糞分投げてやりゃいいんだよ!」 意識丸出しで見に行って、行ったはいいけど実際ケチつけるところなんか特に無かったから、「毒にも薬にもならねぇ」とかテキトーに言ってネタ化しようとしたら、「結局おまえ自身が、テーマやストーリーの意図を全く拾えてなかったじゃん!」 と突っ込まれている。
 これらを分かった上での批判、批評、とかでは無かったですからね。 


 なので。
 いやー、久々に壮大に「本気のしくじり」 かましちゃってますわな~。
 って状況。


 あと伊集院、「レリゴー歌っているとき、エルサは王国の人間がどんだけ酷いことになっても知ったこっちゃねーって思っている」 って言ってたけど、アレは単なる事実誤認。
 王国が大変なことになっているのをエルサが知るのは、その後にアナがやってきてから、だからね。


 ま、一本いっとく!?




 あ、あともう一つ言っておきますけど、「レリゴォー」は、松たか子版ではなく、イディナ・メンゼル版の方が絶対的に良いです。
 これは、松たか子が悪い、って意味ではなく、ね。
 
http://youtu.be/V9JJyztJLLA



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 あ、あともう一つ僕が言いたいことは、「そんなことより、『フィニアスとファーブ』 観ヨーゼ」
 という事です!



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